外壁塗装の準備と工事完了までのご説明をいたします。


工事日数は目安であり、天候により前後する事がありますのでご了承下さい。

1日目 足場の組立・飛散防止ネット

外壁塗装工事で最初に行うことは、足場の組立てです。

単管パイプは使わずビケ足場で しっかりとした足場を組む事によって、細かい作業にも手が行き渡り丁寧で質の高い仕事を行える他、作業員の安全を守る為に足場を組んでいきます。

また、なるべく近隣にご迷惑をかけない様に心掛けて作業を行いますが高圧洗浄の水しぶきやホコリや塗料のしぶきが飛ばない様に飛散防止ネットで家の周りを覆って作業に取り掛かります。

2日目 高圧洗浄

ホコリ汚れ、カビ・コケなどを念入りに洗い落とし洗浄をします。

その作業により塗料と外壁の密着度を高めます。洗浄後、十分な乾燥を行わない(最低半日以上・各外壁種類で異かなりますが)と膨れ剥がれ原因になりかねないので的確な判断で、その日の作業は終了します。

お客様に好評の網戸・冊子や窓ガラスの汚れ・コケも綺麗に洗っていきます。

3〜4日目 養生・下地処理・ケレン作業

外壁・木部・鉄部のサビや剥がれやヒビ割れの箇所を丁寧下地処理をして行きます(シーリング処理・はがれた塗料の除去・研磨のホコリ・サビ止めの塗布)ドアや窓(開け閉めできる箇所用意)手摺り・家の周りのコンクリート・フェンスありとあらゆる汚してはいけない物をマスキング・テープやシートで養生します。

※車庫に止めてある車は、お近くに移動できる場合は移動して頂いて移動スペースがない場合は車専用のシート(ビニールシートは車を傷付けてしまう恐れがある為、今現在は紙で出来ている車のボディに優しいシートを使用してます)で被せます。

5〜6日目 下塗り作業

【役割その1】
まず、下塗り剤には「シーラー」・「フィーラー」・「プライマー」とあり、各種類の外壁にあった下塗り剤を使用して塗っていきます。


外壁素地に浸透し固める事によってチョーキング現象を抑え、外壁素材と上塗りとの密着を強いものにし剥がれないようにします。

【役割その2】
最近は地震も多く、ひび割れも気になる原因の一つです。
細かいひび割れには伸縮するゴム剤が入った塗料である弾性フィーラーを使用します。細かいひび割れはフィーラーで埋まります。

こだわりポイント!
下塗り剤を塗る時に上塗り時に塗りやすくする為にあえて薄くしてしまう業者がいます。

当然、薄めてしまうとその機能も半減してしまいますので当店では厚く塗り重ねて行く為そのような事は一切ございません。

6〜8、9日目 上塗り・ローラー仕上げ(2回塗り)

上塗りは2回塗り(中塗り・上塗り)となります。

この上塗り工程は外壁素地を保護する事により紫外線や雨・風から守り、耐候性・耐能性を発揮します。

また色をつける事でデザイン性を引きだし、ご自宅の個性を出すことができます。

こだわりポイント!
材料はギリギリで取らず余裕をみて注文するので、丁寧に 厚く複数回塗る事ができます。

基本的には2回塗りですが仕上がり次第で複数回塗り重ねます。

【使用する主な塗料】
アクリル樹脂塗料
・ウレタン樹脂塗料
・シリコン塗料
・フッ素樹脂塗料

※詳しくは『塗料・色の選び方』のページをご参照ください。

9〜10日目 破風・軒天・各所塗り

きっちり下地処理(ケレン作業)した後に木部には木部用エポキシを、鉄部にはサビ止めエポキシを、軒天(ケイ酸カルシウム板)なら2液型エポキシを均一に塗布し乾燥後に中塗り・上塗りと塗り重ねて仕上げていきます。

基本的に3回塗りですが、木部の矢切・仕上がりの悪い箇所4回、5回と色を塗り重ねてしっかりと仕上げま

10〜12日目 手直し・掃除・仕上がり確認後作業完了です。

丁寧に念入りに手直し(塗装のムラ・塗残しがないか・塗装の汚れ)をし、家の周りを掃除したら、いよいよ外壁塗装工事の終了です。

お客様とご一緒に仕上がりを確認した後、最終点検し後日、足場を解体して作業完了となります。