屋根塗装の準備と工事完了までのご説明を致します。
外壁塗装同様に天候により作業日数は変動致しますので、予め御了承下さい。

1日目 足場の組立・飛散防止ネット

屋根塗装で最初に行うことは、足場の組立てです。

単管パイプは使わずビケ足場で しっかりとした足場を組む事によって、細かい作業にも手が行き渡り丁寧で質の高い仕事を行える他、作業員の安全を守る為に足場を組んでいきます。

また、なるべく近隣にご迷惑をかけない様に心掛けて作業を行いますが高圧洗浄の水しぶきやホコリや塗料のしぶきが飛ばない様に飛散防止ネットで家の周りを覆って作業に取り掛かります。

外壁塗装と同時に塗装を行う場合は屋根用の足場も併せて組み立てます。

2日目 高圧洗浄(ここまでは外壁塗装工程と同じです)

ホコリ汚れ、カビ・コケなどを念入りに洗い落とし洗浄をします。

その作業により塗料と外壁の密着度を高めます。洗浄後、十分な乾燥を行わない(最低半日以上・各外壁種類で異かなりますが)と膨れ剥がれ原因になりかねないので的確な判断で、その日の作業は終了します。

3日目 下塗り作業

上塗りに入る事前準備として必ず下塗り作業(シーラー・プライマー)があります。

高圧洗浄により表面のコケやホコリの他、旧塗幕をも除去した屋根は、水分を大いに吸収しやすい状態にありそのまま上塗りの塗料で仕上げても、塗料を吸い込んでしまう為、仕上がりは愚か、吸収した塗膜は薄く塗料機能が半減以下になってしまいます。

そこで下塗り作業(シーラー・プライマー)をすることで屋根の表面に膜を張り、上塗り塗料の吸い込みを防ぐ役割と接着効果もあるシーラーで、屋根素地塗料強力密着し上塗り剤を塗り重ね塗る事によって雨・紫外線から守ってくれます。

【写真下】
屋根の鉄部の下塗りにはエポキシ系のサビ止め塗料を塗ります。

3〜4日目 上塗り作業(2回塗り)

上塗りは基本2回塗り、状態によっては3回塗りをおこなう場合もあります。

この上塗り工程により下地材の保護をします。

塗膜を付ける事で水滴をはじき落とし水捌けをよくする事で防カビ・コケに繋がります。

屋根に水滴が溜まったままだと風に舞ったホコリ等が屋根に付着カビ・コケの原因になるので水滴が雨樋へ流れるようにします。

水性、油性それぞれに良い特徴があり、お客様宅の断する必要がありますが当店屋根に限り油性の塗料をすすめています。

屋根は直射日光・紫外線や雨・風に直撃の箇所です。また屋根の色は淡い色より(ベージュ・ライトグリーン)濃い色(ブラック・コーヒーブラウン・マルーン)のほうが多い口径にあり吸収しやすく褪めやすい色と思われます。

3〜4日目 上塗り作業(2回塗り)

最終工程は縁切りといい、カラーベストの継ぎ目カッターやカワスキで切っていく作業です。

塗布をした事によって、カラーベストの継ぎ目を塗膜が塞いでしまうことがあります。

そのまま放置しておくと雨風で、入り込んだ水が溜まってしまう事により腐食・雨漏りの原因になりかねないので縁切り作業を行います。

ただし、全てのカラーベストにタスペーサー(詳しくはタスペーサーのサイトをご覧下さい)が必要と言う訳ではありません。

※ご希望があればタスぺーサーを取り付けます。

当店はタスペーサー登録施工店です。